読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

Teploobmen’s diary

興味のあること、調べたことなど、雑多にまとめていきます。調べている内容の途中経過を書くこともあります。

アメリカの自動車販売が失速―景気回復に黄色信号?

 アメリカの新車販売台数は、自動車メーカー各社が大幅な値引きをしたにも関わらず3ヶ月連続で下落し、前月比-1.6%下落した。

 これは、近年では最低の水準であり、2008年の世界金融危機が発生する前にも同じような兆候が見られたことを考えると、警戒しておくべきだろう。


source: tradingeconomics.com

 

 1.詰みあがる在庫、中古車

 Automotive Newsによれば、自動車の在庫水準は過去最高だ。

 しかしBloombergは、今年は市場にリース期間の切れた自動車が大量に供給され、新車や中古車の価格を圧迫するだろうと報じている。

 日経新聞によれば、これは下取りの価格が下がり、新車販売の重しになるようだ。

 

2.金利上昇も影響

 産経新聞は米連邦準備制度理事会FRB)が追加利上げを開始したことに加え、リース業界の成長が失速しているため、昨年度ほど新車販売が伸びないと予測されていることを報じている。

 利上げによってローンの金利が上がれば、ローンの返済額が増えることになる。

 

3.金融危機のきっかけにも?

 今回の件とは直接関係はないが気がかりなのは、自動車ローン契約数が増えていることに加え、自動車ローンの延滞率が上昇しきていることだ。

 

f:id:Teploobmen:20170406224641p:plain

(自動車ローン申請件数:Source: New York Fed Consumer Credit Panel/Equifax)

f:id:Teploobmen:20170406225903p:plain

(自動車の新規不良債権金額)

f:id:Teploobmen:20170406225349p:plain

(自動車ローン延滞率:ソースは同上)

 自動車ローンは第二のサブプライムローンなどとも呼ばれており、行き先が不安視されている。また、不良債権金額はリーマンショック以前と同等の水準にあり、かなり危険な状況に思える。 

 

4.まとめ、その他

 トランプ氏は、アメリカに雇用を取り戻すことに躍起だが、国内での需要が減退すれば雇用回復は難しくなる。また、国内生産を増やすことによって自動車の価格が上昇すれば、さらに需要が減退するだろう。

 やや心配なのは、各社の販売台数がマイナスである中、日産自動車のみ販売台数が増えている点だ。また「トランプ砲」がさく裂しないだろうか。少し不安だ。

 ちなみに全く関係ないが、アメリカの奨学金不良債権率は11%で高止まりしてるのな・・・びっくりしたよ・・・

(関連記事)

 

teploobmen.hatenablog.com

 

 

 

(過去記事)

 

teploobmen.hatenablog.com

teploobmen.hatenablog.com

teploobmen.hatenablog.com

 

(内容を修正しました)