Teploobmen’s diary

興味のあること、調べたことなど、雑多にまとめていきます。調べている内容の途中経過を書くこともあります。

今後の運用方針

  先月の運用がうまく行かなかった(ドヤァ

 そこで、経済の動向を整理し、今後の投資戦略を考えていきたい。

 

1.シナリオ分析

1.1.起こりうること

 まず、前提を明らかにしておこう。今後経済がどうなるかは、私にはわからない。

 予測しようとするほうが無理がある。先月までは、経済の先行きを予測してしまったため、大敗する結果となった。

 だが、公算の大小は判断できる。では、公算の大小で今後起こることを考えてみよう。

決まっていないが、公算の大きいもの

・アメリカの利上げ

FRB保有資産の売却

・ECBの利上げ

・カナダの利上げ

BOEの利上げ

・中国の資本流出規制

 

方向性の分からないもの

・日銀の利上げ、テーパリング

原油価格

・中国資産バブルの行方

・世界的な景気動向 

 

1.2.マーケットの認識

 では、以上の事柄に関して、マーケットはどのように反応しているだろうか?

 まず、アメリカの利上げについては比較的懐疑的な見方が多い。というのも、インフレ期待の後退により、長期金利が上昇していないためだ。

 FedWatchも、再三利上げ勧告が行われているにもかかわらず、利上げしない予想がなお根強い*1

teploobmen.hatenablog.com

 だが、EU、イギリス、カナダなどの他国では利上げの示唆に大きく反応した。

https://invst.ly/48-pi

 少なくとも、EUについては以前、ドル高によりインフレ率が上昇している可能性を指摘したことがある。おそらく他国でも同じような状況なのだろう。

teploobmen.hatenablog.com

  ただ、いずれもまだ利上げをほのめかしている段階であり、利上げするとは言っていない。少なくとも、EUのインフレはドル高が背景にあることからアメリカの景気が後退すればEUの利上げは難しいだろう。

 中国についても考えたが、

・中国の景気動向はアメリカに左右される

・中国のバブルは当局に

 

1.3.小括

 中でも、以上のことから、今後の世界経済はアメリカの状況によって。

・利上げ→景気後退or停滞

・利上げ→景気拡大

・利上げできず→景気拡大

・利上げできず→景気後退or停滞

といったシナリオが考えられる。

 

2.各投資戦略

2.1.景気停滞、後退にかける

 で、今後の運用方針をどうするかというと、米債買いを中心に組み立てていきたいと思う。これは、以前書いたとおり、インフレの進行が思ったほど進んでいないためだ。

 また、トランプ政権が少し怪しいのも気にかかる。

 

teploobmen.hatenablog.com

 

  というのも、長期債はインフレ率の進行を原資産としたオプションの売りのようなものだと最近気がついたためだ。つまり、インフレが進行しなければ、一定の金利が得られるが、インフレが進行すれば、キャピタルロスを負う。デフレになればキャピタルゲインが得られる点がオプションと相違するが。

teploobmen.hatenablog.com

ただ、あまり悲観的になっても問題だ。そこで金だ。これは、景気後退時には金利下落に値上がりする。それと同時に、中国・インドの経済成長にもかけることができる。ただ、金利下落時は円が買われることによるため、為替ヘッジが必要になる。

 

2.2.利上げヘッジ

 だが、これらはいずれも金利上昇局面に弱い。そこで、金利上昇局面で値上がりする保険株指数を・・・と思ったのだが・・・日本だとアメリカの保険株指数の取扱が無い*2(´・ω・`)

 流石投資後進国・・・やりおる・・・個別も考えたが・・・・取引手数料が高すぎる

 SBI証券を使っているのでNISAで外国etfを買うと買い付け手数料が無料になるが個別には適用されない。

 だが、利上げされればドル高となり、結果的に円安になると考えられる。そうすると、ドル円に連動する資産を買えば良くなる。

 

2.3.景気拡大ポジション

 そこで、オーストラリアにかけてみたい。景気拡大局面ならば資源が買われる。というのも、近年下落傾向にあったバルチック海運指数が底打ちしているためだ。

teploobmen.hatenablog.com

 
source: tradingeconomics.com

  また、オーストラリア中央銀行の動きにも注目したい。オーストラリアは、インフレターゲットを2~3%に設定しているが、インフレ率が2%を超えたため、利上げに向かう可能性がある。

www.smam-jp.com

 
source: tradingeconomics.com

 アメリカ債券利回りの上昇は豪ドルにはマイナスだが、円にはプラスとなり、相殺してくれることを期待している。

 資源価格の回復にかけるならば本当はロシアでも良かったのだが、残念ながらロシアは旧西側諸国から経済制裁を食らっているため、原油価格以外ではあまり影響を受けない。逆を言えば、経済制裁を食らっているが故に他の国が景気後退しても影響を受けづらくなっているかもしれないが。だから安心して保有できる。

 

3.まとめ

 つまり、予測したシナリオに対する対策は以下の通りとなる。

・利上げ→景気後退or停滞→金・債権値上がり(一時的に下落)、豪ドル値下がり

・利上げ→景気拡大→豪ドル値上がり、金・債権値下がり

・利上げできず→景気拡大→金・債権中立、豪ドル値上がり

・利上げできず→景気後退or停滞→金・債権値上がり、豪ドル値下がり

  さて、このシナリオが正しいか、またこのポジションが正しいのか、こればかりは私が決められることではない。後私ができることといえば、新たなヘッジポジションを追加するか、ある程度ポジションを調整するかのいずれかだ。

 リスクは中国の資本流出規制と他の資源国の経済動向だろう。オーストラリアやアメリカには、中国から多額の資本が流入している。これが規制されれば、資産価格の上昇に歯止めがかかってしまう。

www.recordchina.co.jp

www.bloomberg.co.jp

forbesjapan.com

 また、資源国の経済も気になる。アゼルバイジャンの銀行も資源価格の急落の煽りを受けている。他の国もただでは済んでいないだろう。

 

teploobmen.hatenablog.com

 

 だが、これらの問題が露呈すれば、金価格にプラスになるだろう。だから私は楽観視している。

 うまくポジションが組み立てられていれば良いのだが・・・

*1:下記記事執筆時点よりも利上げ確率は上昇し、7月2日現在では12月に利上げをするという見方が高い

*2:SBI証券での話